法人について
名誉理事長あいさつ
当法人は1982年12月に国の法人認可を受け、現在、兵庫県下の尼崎市、芦屋市、朝来市、神戸市須磨区において特別養護老人ホーム(以下特養)を中心に、ケアハウスや認知症の方々のグループホーム、そしてデイサービスやショートステイをはじめ、多岐にわたる在宅福祉サービスを併設した総合的な高齢者福祉施設5苑を運営しています。
また、制度外の生活支援型グループハウスも運営しています。2006年度には「改正」介護保険制度のもと、地域包括支援センター4ヵ所と小規模多機能型居宅介護施設2ヵ所を開設し、すべての在宅福祉サービスにおいて介護予防事業を行っています。
阪神・淡路大震災後は芦屋市と尼崎市で復興公営住宅へのLSA(ライフサポートアドバイザー)派遣を行い、孤立死を防ぐと共に、制度にはない生活上のさまざまな支援を展開、超高齢社会に必須のサービスとして国レベルで注目されています。
法人の現在の規模は小さく分けると約120事業、職員数約800人です。最初の特養喜楽苑を開設して以来、2021年度は39年目を迎えます。当初、特養1事業、職員数25人からのスタートでしたから、約40年の間に事業は120倍、職員数は34倍になりました。神戸市において、地域と共に多世代共生の場(法人理念に鑑み、ノーマライゼーション・ヴィレッジと称しています。)、医療と福祉の連携の場を実現していくとりくみをはじめています。