働く環境を知るEmployee benefits

ノーリフティングケアとは介護する側、される側双方にとって、安全で安心な、持ち上げない・抱え上げない・引きずらないケアのことです。
「持ち上げない介護=ノーリフト®」とは、オーストラリア看護連盟が、看護師の腰痛予防対策として、1998年にスタートさせたことに端を発します。人力のみの移乗を禁止し、患者さんの自立度を考慮して福祉用具を活用しようという考え方です。(日本ノーリフト協会ホームページより引用)福祉用具や福祉機器を使用したケアだけが、ノーリフティングケアではなく、ケアの際の身体の使い方や作業環境を工夫していくことも大切です。
また、「リフトや福祉用具がない」「リフトはあるが使いこなせていない」という状況にならないために、きらくえんでは、各施設に理学療法士や作業療法士などのセラピストを配置し、リフトなどの福祉用具を積極的に導入して、技術を磨く研修を行っています。
このような取り組みが評価され、KOBE須磨きらくえんは《2021年度ひょうごノーリフティングケア優良モデル施設》の認定を受けました。
※福祉用具は、ご利用者の身体状況に合ったものを選定し使用しています。
きらくえんでは、入職前体験実習(新卒のみ)や、入職後もさまざまな分野の研修があるので、未経験でも、資格がなくても介護の仕事にチャレンジできます。もちろん、入職後に取資格得を目指してステップアップしている人もたくさんいます。
新人職員と近い年齢の2〜4年目の先輩職員が新人とペアを組み、マンツーマンでサポートします。コミュニケーションを深めていくとともに、技術面、メンタル面の両方から新人職員をサポートします。
職員のキャリアサポート支援の一つとして、毎年2回上司との「育成面談」を行っています。
職員一人ひとりのキャリアアップとワークライフバランスを実現するため、キャリアップに向けた意向の確認や資格取得に向けたサポートを実施しています。
きらくえんの理念に基づくケアを行うために、ケアの方法や根拠が示されたきらくえん職員のためのオリジナルガイドブック。入職の際、全職員へ配布しています。
介護・医療にかかわる知識やアセスメントの要点についても記載されており、自分のケアの振り返りや職員の育成等に活用しています。
きらくえんでは、キャリアアップのために、資格取得を支援しています。無資格で入職した方も、きらくえんで働きながら資格の取得ができます。資格取得者には、毎年の全体研修で表彰を行い、お祝い金をお渡ししています。
介護福祉士の国家試験をめざす方が対象です。研修の受講料は法人が全額負担します。
兵庫県のキャリアアップ研修事業-講師派遣型-を活用し、試験対策講座を開いています。受験科目ごとのポイントを効率よく学び、最短合格を目指します。受講料は無料です。
5年ごとの資格更新時に介護支援専門員として実務をしている方、実務をする予定の方には、法人が受講料を全額負担し、更新研修を受けていただきます。
きらくえんでは、より働きやすい職場を目指し、さまざまな福利厚生を設けています。
職員互助会(施設利用、慶弔給付など)、退職金制度、リゾートホテル「エクシブ」の優待利用、神戸商工会会員の優待利用など
社会福祉法人きらくえんは、女性が活躍できる環境づくりに積極的に取り組んでいます。
えるぼしマークは女性の活躍を推進している企業を認定する制度です。
「女性活躍推進法」という法律に基づいて厚生労働省が実施しています。
(出典元『厚生労働省』「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づく認定を取得しましょう!)
この認定は、外国人労働者にとって働きやすくやりがいを持てる就労環境づくりに取り組む事業者を応援(認証)するものです。
社会福祉法人きらくえんは、これからも外国人職員のみなさんが働きやすい環境づくりを目指しています。
(外国人材雇用・育成・定着支援モデル事業所 | 尼崎市公式HP)
※中途採用の方は、当法人規定によりこれまでの経験を考慮し前歴換算します。
昇給制度やスキルアップ研修、キャリアアップ制度など、職場環境改善の取り組みを行っている事業所へ付与される手当です。手当は賃金として職員へ還元することを義務付けられています。
※上記は、介護職員処遇改善加算交付対象事業所に勤務している職員が対象。対象外の事業所のうち、居宅介護支援事業所を除く事業所には法人の定めた額をします。
夜勤手当(1回/4,700円)、時間外手当、住宅手当(家賃の3分の1支給/月額上限20,000円)、通勤手当(月額上限40,000円)、奨学金返済支援手当(月額上限10,000/返済額による)、扶養手当、看取り手当、年末年始手当(12/31~1/3 4,000円/日)など
・昇給 年1回
・賞与 年2回(6、12月)2.0か月
※上記は一例です。勤務地や経験年数などにより、金額は異なります。
※住宅手当、通勤手当、時間外手当は別途支給
特養やグループホームなどの入居施設は、基本的に早出・遅出・夜勤の3交代勤務です。デイサービスや居宅介護支援事業所などの在宅サービスでは、日勤が中心です。
夜勤は、通常2労働夜勤(例16:00~翌朝10:00まで)の施設が多い中、きらくえんでは、職員の心身の疲労を少しでも減らすため、1労働夜勤とし短時間の夜勤体制をとっています。
※部署により多少変動あり