「2021年度　法人全体研修」を行いました。

きらくえんでは、毎年、5施設の職員が一同に会し、
法人全体研修と永年勤続表彰式を行ってきました。
新型コロナウイルスの流行により、表彰式は各施設で行いました。
全体研修はZOOMを使い255名の職員が参加しました。

開会後、土谷理事長より全職員に向けて、この1年間の感謝とエールが送られました。

特別講演では、「フィーカ須磨の丘」の連携医療機関である、
北須磨訪問看護リハビリセンター所長の藤田愛先生をお招きし、
「新型コロナウイルス感染症に対する地域の課題と取り組み～第4波での経験をとおして～」を
テーマにお話をしていただきました。

2020年から猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。
10月1日に緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ緊張の日々は続きます。

藤田先生は、コロナ第4波で医療崩壊した神戸市において、
自宅待機せざるをえなかったPCR陽性者への訪問看護を率先して行われました。

講演では数字や事例を示され、医療崩壊の実態や、試行錯誤の訪問看護の様子、
市への情報提供と仕組みづくりの提案などについてわかりやすく丁寧に伝えていただきました。
講演後は、現場からの質問も飛び交い、有意義な時間となりました。

藤田先生　お忙しい中、きらくえんのためにご講演いただき、ありがとうございました。