とりくみ

あしや喜楽苑の開設

「福祉は文化」と定礎に刻む

3つめのあしや喜楽苑は、1995年4月の開設をめざし、芦屋市潮見町で建設が進んでいましたが、開設直前の1995年1月17日、阪神・淡路大震災に見舞われ、建物が最大1mも傾くという甚大な被害をうけました。修復費は本来の建設費に匹敵する額を要しましたが、国・県・市の特例補助と全国からのカンパにより2年後の1997年1月、ようやく再建なって開設にこぎつけました。定礎に「福祉は文化」と刻みました。福祉は文化であると言える質の高い福祉実践に加えて、入居者に質の高い文化や芸術を享受していただくこと、そして高齢社会では地域の高齢者施設が地域の文化の拠点になるべきだと思ったのです。 イメージ そのため広い地域交流スペースを設け、開設以来そこで講演会やシンポジウム、クラシックやジャズコンサートなどを頻繁に行っています。年に1回は地域の方々と共にカンパやバザー活動にとりくみ、オーケストラも呼びます。ギャラリーもあり、2週間ごとに入れ替わる質の高い多彩なジャンルの個展を開いています。入居者はもとより地域の方々が大勢見に来られ、集計してみると1年間で延べ約1万人から1万5千人を数えるまでになっています。 また、営業許可をとった喫茶店があります。入居者はもとより、職員・家族・ボランティア、地域の方々の交流の場になり賑わっております。ボランティアも多く、とりわけ地域の自治会がシフトを組んで活動をして下さることもあって、実数300人を数えます。現在、この地域交流スペースをさまざまに利用される地域の方々の総数は1ヵ月に延べ4,000人を超えるまでになりました。

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