業界研究

業界研究

意外と知らない業界のこと。
「福祉ってなに?」「介護ってなに?」そんな疑問を解決します。

日本人の寿命は年々延び続けている。

「平成26年高齢社会白書(内閣府)」によると、2013年の65歳以上の割合(高齢化率)は25.1%になったと発表された。
現在では国民の4人に1人がいわゆる高齢者ということになる。
さらにその20年後には33.4%となり、30年後には37.7%と推測され、本格的な高齢社会がやってくる。

そのような将来に備えて、日本では2000年から介護保険制度が始まった。
介護保険制度は、介護を社会で支えようという目的であったが、それを支える労働人口は年々減っている。
多くの産業では働く人が減っている一方で、医療・介護業界では、就業者の数は着実に増えてきている。

日本の社会保障制度が世界的の中で優れた制度であったとしても、このような社会が現実として目の前に迫ってくると、親や家族の介護、自分自身の健康に関する知識を正確に身に付け、一人ひとりがこれからの介護を考える必要がある。


きらくえんは、1982年12月に法人認可を受け、翌年4月に最初の特別養護老人ホーム喜楽苑を開設して以来、兵庫県内5か所に総合的な高齢者 福祉事業を展開してきました。 当初は特養ホームの職員25名でスタートしましたが、ノーマライゼーション理念の実践を繰り広げ、今やその価値観を共にする職員数は800名 を超える規模になりました。 私たちの理念を具体化する運営方針は「人権を守る」と「民主的運営」です。お年寄りの人権だけではなく、職員の人権も守ります。 また、私たち社会福祉法人は公益的な法人であるため、地域の社会資源として地域に根ざし、地域に開かれた「民主的運営」を実践しています。 これからも、私たちの理念の具体化をさらに進めるとともに、持続的な安定経営を確保することに努めていきます。

社会福祉法人とは、日本が終戦後に公的な社会福祉事業を進めていく上で、その事業の担い手として1951年に制定された公益法人である。介護保険制度が始まる以前は、高齢者の介護や福祉は、行政以外では主に社会福祉法人が担ってきた。

2000年に介護保険制度がスタートすると、特養ホーム以外の介 護事業は、営利企業なども実施することが可能となり、地域の要介護者に対する介護サービスは、営利企業や非営利法人などによって提供されている。

介護サービスの担い手が増えつつある今、社会福祉法人に特に求められているのは、地域のための公益的な活動を、安定的に事業として継続することである。また、介護サービスのみに限らず、質の高い福祉人材の養成や、災害時などに専門性を発揮できる福祉拠点として、地域に果たす役割が期待されている。


きらくえんのノーマライゼーション理念は、地域のすべての人を対象にしています。

分かりやすく言うと「すべての人が地域の中で、一人の生活者としての暮らしを築く」ということの具体化に取り組んでいます。 入居施設で暮らすお年寄りへのケアや暮らしの環境をより良くすることはもちろん、最近では施設への入居待機者も多いことから、在宅生活の方 への支援に力を入れています。 また、制度外の見守りサービス「兵庫式24時間LSA地域見守り事業」や、地域の人たちが集う喫茶店やギャラリーを運営する「地域交流スペース 事業」などの公益事業や、大規模災害時などでもいち早く福祉サービスを復旧するための事業継続計画(BCP)を策定するなど、地域に必要とさ れる社会福祉法人を目指しています。

きらくえんのこれからの展望

きらくえんでは、これまで複数の施設を開設し、理念に沿った事業を展開してきました。 今後は、歴史の町・神戸市須磨区で多世代が共生する 「ノーマライゼーション・ヴィレッジ」構想を実現します。 ここでは、小規模の特養ホーム、障がい者の就労支援、保育園、レストランやコンビニなど 「多世代共生のまちづくり」を進めていきます。 福祉施設が地域で文化の拠点となり、法人創設以来変わらない想いで「命」「暮らし」「人と人、地域」、 さらには「世代」「文化・芸術」「自然と歴史」「世紀」をつなぐ存在として 歩み続けていきたいと思っています。